女子刑務所の中をレビュー?刑務所内見学ツアーに参加

和歌山刑務所(四ヶ郷刑務所ともいう)の第20回和歌山矯正展に参加してきました。
今回家族で初めて参加したのは、「刑務所内見学ツアー」。

全国7箇所しかない女子刑務所の中を見せてもらえるものです。
私も長年この刑務所の前を歩いたり車で通ったりしているけれど、刑務所の中に入るのは初めてだったので、ドキドキしました。

和歌山刑務所とは?
20071014%20003.jpg

刑が軽い収容者が多く、現在は約650名程度が収容されている女子刑務所。
定員500名に対してこの収容数で、6人部屋に9人が収容されている状態と聞きました(追記:2007年当時の情報です)。

一般の人も利用できる美容院が刑務所内にあり、市価の3割程度でサービスを受けられる。
平成6年ごろから全面改修になり、刑務所っぽくない、とてもキレイな施設に変わりました。

ちなみにこの刑務所の目の前が、小学校のメイン通学路になっていて、その通学路を通学時間帯に受刑者の方々が掃除をしてくれている。(挨拶してもさすがに答えてはもらえない)

所内ツアー全貌
さすがに一歩刑務所内に入ると、撮影厳禁でした。

20071014%20023.jpg

ツアーに参加するには住所や名前を紙に書き、番号札をつけます。
2列に並んで厳粛に歩くように、と刑務官から指示が。

20071014%20019.jpg

面会所からツアーが始まり、すぐに鍵と格子が目に付くようになりました。

しかし中はきれいな花壇があったり、階段などにつけられている仕切りもウッド調でガーデンっぽいイメージ。立て替えられたばかりで建物、通路がとてもキレイ。

作業場や講堂、食堂を見学。
作業場にも食堂にも収容者が入りきらないということでしたが、びっくりするほど広くて、整然としていて無駄がない。

作業場ではコーナンやダイソーのダンボールがたくさん積んでありました。
企業から下請けした作業・・・袋詰め作業とかを行っているそうです。

この日は土曜日で作業はお休み。
房のほう(居住スペース)には入れませんでしたが、650人もいるの??というほど静か。

食堂だけが動いていて、夕食準備がされていました。
ショーケースに朝食、昼食、夕食が飾られていて、そのほかにも減塩食やカロリーオフ食など数種類の食事を準備するそうです。

食堂もすごく広いように思いましたが、ここで一気に食事を取るとなると、ひしめきあって大変なのだろうなぁ・・と思いました。

20071014%20025.jpg
↑こちらは、外にある一般市民が利用できる美容院。
全く普通の美容院と同じ内装がされていて、カット1,200円程度。

受刑者の方からサービスを受けるそうですが、うちの旦那は「どんな話すればいいんだろう」とかなり刑務官にそのことを質問したがっていましたが、勇気がなく聞けずジマイ(笑)

ちなみに女性専用で、子どもや男性は利用できないそうです。

・・・と和歌山刑務所を一周するツアーに参加しました。
めったにみられない社会見学。見学者もかなり厳粛に整列して歩きましたが、気が引き締まった感がして、すごく新鮮でした。4歳の娘も大人しく参加できました。

それにしても刑務所がこんなに地域に開かれたものだとは、毎日近くを通っているのに、全然知りませんでしたよ・・・。色々な意味で、とてもいい社会勉強になりました。

【追記】
2016年にNHKの『ドキュメント72時間』「女子刑務所 彼女たちの素顔」で、和歌山刑務所が取材されていました。

2007年当時から10年近くたちましたが、刑務所は変わらず私たちの生活圏内にずっとあります。
刑務官と学校行事で一緒になることもあり、仕事の大変さにも触れました。

ずっとそこで変わらない日々が送られていて、それはたぶんその塀の中も、周囲の私たちも同じなんだなと。
それも含めて社会なのだなと思うこの頃です。

この記事を書いた人

オレンジスカイ

"和歌山の情報の宝庫"と呼ばれています。情報発信が趣味であり仕事のブロガーです。

◯メディア出演実績:FMワカヤマ「うわちかの知らんことばっかり」、テレビ和歌山「わくわく編集部」、和歌山放送「すみたにの全開水曜日」、和歌山放送「ボックス」、和歌山放送「藪下将人のハッピーマンデー」他