先日から記録したい風景を見るたび、購入したデジカメμ1030SWでパノラマ写真を撮っています。
自分が動かなくても大きい画像が撮れるので、観光地や人が多い場所ではとてもありがたいのですが、やはりうまく撮るためには色々気をつけておいたほうがいいポイントがあることに気づきました。
目指せ!臨場感のあるワイド写真
私のμ1030SWの師匠は、「AllAbout写真撮影」のガイド瀬川陣市さんと、「わだブログ」の和田さんです。頑張ってこんなパワーのある写真を撮って、ブログ上に掲載したいと思いながら、日々試行錯誤しています。
とりあえず、失敗例を数点。分析しながら、失敗しないコツを考えます
撮り方:右から左(●←●)というふうに撮りました。
失敗ポイント:合成時につなぎ目ができた
パノラマ写真は、画像を3枚連続で撮って、それをカメラの中で自動的に合成し、1枚の写真のように見せてくれるのですが、途中にこのような継ぎ目が・・・。手はブレないよう努力したのに・・・。
瀬川陣市さんのサイトで、その理由を発見!
この機能(※注釈;このパノラマ機能のこと)を使い、いろいろ撮影してみました。撮影してみると、画像のつなぎ目が上手く合わない場合もあります。μ1030SWは、広角28ミリのワイドレンズを搭載されていますが、広角でパノラマを撮ると歪曲してうまく画像がつながりにくいようです。Thanks!フォトライフコンシェルジュ
なるほど。
広角レンズ(ワイドに撮れる特徴のあるレンズ)なので、端のほうがちょっと歪むという話は読んでいましたが、つなぎ目のブレにもこの広角独特の特徴が働いてしまうので難しいんですね。
・そもそも28mmの広角なので少しズームかけて撮ると歪みが少ない Thanks!わだブログ
解決策:今度はちゃんとズームしてから撮ってみたいと思います。
撮り方:下から上へ(↑)
失敗ポイント:終点が、自分の頭上より向こう側、、つまり自分の背中をブリッジさせる羽目に。
始点を自分の目の前から始めたら、終点が向かい側のビルに・・・。
つまり、ブリッジしながら撮ったような構図になってしまいました。(かなり苦しかった)
ただ、これはこれでいい写真だったのかなとも思いました。
オリンパスの公式サイト「パノラマート」に撮影した写真が掲載されているイラストレーターさんのコーナーに、こんな一文が。
写真はその人の一瞬の視界。その人の目。何を見ているのか。何を見たいのか。 Thanks!しがさやかさん
確かに私は、汐留のビルの中に立って、目の前のビルとその上に見える空を見ていました。
首を動かして見上げた自分の目の中には、反対側に立つビルと木が見えていました。
そういう意味では、自分の視界そのもの。
写真としてはもっとうまく目の前のビルを撮れたのかもしれないけど、これはこれで良かったかも。
けれどそれは私の気分の問題なので、解決策もきちんと。
オリンパスの公式サイト「パノラマート」で理由発見
狭い場所で撮影する場合はカメラを軸にぐるりと回るように撮る、と書いてあります。
つまり縦に角度が狭い場所で撮ったので、自分の背中をグルッと反らせる羽目になってしまったわけです。
解決策:もう少し被写体から離れて立って、あまりカメラの角度が急にならないようにしつつ、撮ると良い
狭いと回っちゃうんですね、その場所で。気をつけたいと思います。
1枚目の写真ですが、同じ場所から普通に撮影すると、このような構図になります。
これでも使えますが、「こんなところに行ってきたよ」という説明感を出すためには、やっぱり左右の振りの中にある景色が必要だと思えます。
無駄のように感じる周囲の景色情報も必要な理由
このメインの被写体だけを旅行写真として撮りがちですが、それはウェブにも掲載されていますし、誰でも同じような構図で撮るもの。
●そして、もうひとつ「自分の視界を忠実に再現して、想いを伝えやすくできること」。
旅行先など、「うわーっ」と思った景色に出会ったとき、1点だけを見つめることはほぼなく。やはり首を左右上下に振って、全体を見ようとしています。この状況を忠実に再現できるパノラマ機能。
やっぱすごいイイですよ♪