初めて、特攻花という存在を知りました。
テレビで、この特攻花を撮りつづける「仲田千穂さん」の特集を観て、です。
仲田千穂さんは26歳。19歳のときに喜界島で「特攻花」と出会い、ずっと撮り続けてこられたそうです。
まだ、納得できるものは1枚も撮れていない
と語っておられた仲田さんの表情が印象的でした。
その花のもつ意味の大きさを表現するのは大変だと思うけれど、心から応援したいと思いました。
私が離島にこだわる気持ちと少しかぶる気がしました。
この花が咲くのは、喜界島。
ここは、鹿児島ですが、基地があって、沖縄へここから飛行機で飛んだ方がいっぱいいます。
なんというか離島はそういう場所によくなっていますよね。
戦争に限らず、様々な舞台となってきています。
喜界島もそうだろうし、もちろん沖縄、屋久島、種子島、端島。
この近くに位置するたくさんの離島では、色々なことが起こっています。
他にも離島じゃないところでももちろんたくさん起こっているし、本州(日本全体)も大きな島ですが、「離島」だからこそ、そうなってしまった運命というのもあると思います。
(注:この写真は特攻花ではありません from沖縄本島)
この特攻花の存在と、その写真を撮りつづけて伝えようとする仲田さんの生き方は、すごく色々なものを後世へ伝えていくために、昔話じゃなく現代的なエッセンスもあって凄いと思いました。
いつか私も喜界島に行くだろうけれど、そのときは特攻花の咲く時期に行ってみたいなと思いました。
離島はそういう悲しい面だけじゃなく、面白いこともいっぱいあるんですよ♪
そのコントラストがいい気がします。
種子島の鉄砲祭りとか独特ですごく面白かった。
漂着した話とかが多いのも離島で話を聞いていて楽しいところです。
関連リンク
●「特攻花」・仲田千穂写真集 -太平洋戦争時、特攻隊へ贈られた花-あまみんちゅ.com
●「特攻花」って知ってる?―女性写真家19才からの挑戦、7年間の撮影と取材