「日本一だと思う鍾乳洞ランキング(2008)」でダントツの1位を獲得していた秋芳洞。
ものすごく興味があって気になっていたのですが、今回思いがけずチャンスがあり、新幹線の駅である新山口駅でレンタカーを借りて出かけました!
なんと全長1.5キロ!鍾乳洞の中を歩いていきます。2005年よりラムサール条約登録湿地であり、2009年で観光地として公開されてからちょうど100年です。
「水神のすみか」といわれた場所
廊下がずっと続いていますよね。これが秋芳洞(あきよしどう)の入り口です。
調査が入る前は、水神のすみかであると言われ、地元では誰も近づかない場所だったそうです。
入り口で御参りをし、歩道を少しあるいて振り向くとこの光景。
すごい自然のパワーを感じます。
中はもう映画の世界?という感じ。
気温は1年中、17度前後。5月なのであまり外と気温差はなかったですが、ひんやりとしています。
インディージョーンズだと、前から石とか転がってくるよね!前のほうから順番に崩れてくるとかさぁ・・・という話をしてしまったものだから、ちょっと冗談じゃなく怖くなりました(汗)
何しろ全長1.5キロ。前も後ろも、外は全く見えず、水の音が響くばかり。
コウモリは調査が入ったときはめちゃめちゃいたそうですが、照明をつけてからは横穴などに逃げてしまい、私たち観光客が目にすることはほぼないそうです。
1.5キロといいますが、それは観光できるコースが1.5キロということで、まだまだ横穴があったりしてとても広いのだそうです。冒険家と言われる方々はそういう横穴へずーっと入っていくそうです。
中に入ると解説は音声ガイドがところどころに設置されています。聞きたい場合はボタンを。
大きな見所には看板があって、見逃さないようになっています。
ガイドさんを頼んでも1時間1,500円ということで、それもイイナと思ったのですが、とりあえずガイドマップのようなものをもらって、マイペースに回ろうということで、音声ガイドを楽しみました。
途中でエレベーターで地上へのぼることができる
出てしまうと再入場に100円かかるのですが、せっかくなのでエレベーターに乗ってみたくて上がりました。
上がったら、そこはカルスト台地!
国定公園の秋吉台です。曇っていて残念(というか断続的な雨)。
ちょっと散歩はとりあえず諦めて、展望台から眺めたり、売店で資料を読んだり。
↑名物梨ソフト。
かなり歩いて運動したあとだったので、ウマイ!
ほんといい場所だった、秋芳洞
確かに新大阪から、新山口まで乗り換え無しの”のぞみ”に乗っても2時間。
少し遠いイメージがある山口県ですが、新幹線降りたらすぐバス停だったりレンタカー屋さんがあって、この秋芳洞・秋吉台までは30分~40分で来ることができます。
日曜の午前、午後でも駐車場は混んでいないし、道も混雑無し。
新山口駅周辺でも渋滞はなかったし、どこに行っても人が(観光地としては)少ないし、久々にいい景色の中でのんびりすることができました。
きれいな場所だからとわざわざ言っても、しんどくてもベンチも座れないくらいの人で、トイレも並ぶ、チケット買うにも並ぶ、エレベーターも・・・となると疲れてしまいますが、それなりにゆったりとした中で過ごせたので、集中して鍾乳洞も国定公園も楽しむことができました。
観光バスがたくさん止まっていたので、団体で訪れるのがメインというところなのでしょうが、家族旅行にもすごくいいよなぁと思いました。この国定公園のすぐそばで宿泊できる家族旅行村というところもあり、サファリパークもあるし、子連れでも楽しめる場所だと思いました。
家族なら車が便利なので、ETC割引を利用したりすれば今はいけない場所じゃないですよね。
駐車場の車も、札幌から静岡、和泉(大阪)、姫路、広島・・・色々なナンバーがありました。
私も夏は少し忙しいかもしれないので、秋などまた家族旅行にいってみたいと思う場所です。
この公園だけとっても広いので今回ほんの一部しか見れてないんですよね。
新山口駅から秋芳洞へのアクセス
路線バスなら40分。1,200円くらい。2~3時間に1本。
レンタカー会社が駅前に4~5社あり。
今回私たちはレンタカー(フィット)を6時間借りて5,000円。ナビつき、ETCつきでした。
ガソリン代は秋芳洞⇒道の駅⇒駅、というコースで550円でした(安)。
山口の話、もう少し書くことがあるので、何記事か続きます(笑)m(。>(エ)<。)m
関連リンク
●カルストドットコム-秋吉台・秋芳洞観光サイト
●秋芳洞-ウィキペディア
周辺宿泊施設
●秋吉台ユースビレッジ
●秋芳ロイヤルホテル 秋芳館
●秋吉台 家族旅行村