茂木健一郎流「読書のすすめ」を聴きました@ブックフェア

第16回東京国際ブックフェア(2009年7月12日)の読書推進セミナーとして開催された、脳科学者の茂木健一郎先生のセミナーを聴いてきました。

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脳科学者からみた”読書”というものの話だけでなく、茂木さんの読書体験談が多くちりばめられていて、笑ったり、なるほど~と思ったりしていたら、あっという間に1時間30分経っていました。

読む力のためには、書く力も鍛えなくてはならない
脳科学的には、”読む”という感覚性の学習だけでなく、”書く”という運動性の学習とのバランスを取っていくことで両方がうまく伸びるようになっているんだそうです。

ふたつをうまくバランスよくやっていったとき、その能力が発達していくんだとか。
インプットしたらアウトプットするというバランスをうまく保っていくと双方がうまく伸びるそうなんですね。

なるほど~と思いました。
確かに本を読んでいると誰かに伝えたくなったり、ノートにまとめたくなったりします。

それを続けていくことで、”活字”というものに対する脳力が高まっていくのだとか。
なので、茂木さんは「ブログというものがあるので、読むばかりじゃなく自分からも書いて発信することをやってみるとよい」とおっしゃっていました。

読む力が発達するってことは、読みこむ力がついてくるということ・・・なのかな。
読むのが早くなったり、細かいニュアンスなどに広く気づけるようになるのかもしれませんね。

私もブログやサイトコンテンツを作っているとき、書いてばかりが続くと息詰まってくるのがよくわかります。そういうときに本屋さんで新しい本を見つけて読んだりするとまた脳がすっきりするんです。息詰まっていたのが、一転、深く酸素が吸えるようになるというか。

やっぱり自分の体が自分のために必要だと思うから、そういう感覚が出てきているわけですよね。
これは書くとか読むとかだけではなく、全部の能力の発達にあてはまることだそうなので、自分の体が欲していることを抑えて他の事をやり続けても、結局合理的じゃないということなんだなと思いました。

言葉には変えられない何かがまとわりついている
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だれが書いても同じ”活字”だけれど、その言葉(文章)は書いた人の”生の体験”から生み出されていて、そしてその周りにその人の生まれもった”ニュアンス”が絡みついている…と。

ピアニストの独特の間やセンスと同じように、書くということにもそういうものがあると。
でも変えられないニュアンスはあるけれど、言葉を磨くことはできると。

たとえば落語家さんが物語の一言一句を磨き上げるように、自分の言葉は磨いていける。
磨くためには体験が必要、読むのも必要、書くことも必要なんだ、ということでした。

これって話す言葉にも共通するらしいので、「文章は書かないし」という方でも、実践して損はないと思うんです。わかりやすく、気持ちのいい話し方をする人っていますよね。そういう人との違いは、性格とかそういうことだけじゃなくて、こういう複合的なところから出てきているんだなぁ~~と思いました。

ウーーン、さすがに科学者である茂木先生の話は深いですね。
ブックフェアで3割引の文庫をたくさん買ったので、私も読んで書いて体験もして、色んなことが向上していけたらいいなーと思いました。

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関連リンク
茂木健一郎 クオリア日記

この記事を書いた人

オレンジスカイ

"和歌山の情報の宝庫"と呼ばれています。情報発信が趣味であり仕事のブロガーです。

◯メディア出演実績:FMワカヤマ「うわちかの知らんことばっかり」、テレビ和歌山「わくわく編集部」、和歌山放送「すみたにの全開水曜日」、和歌山放送「ボックス」、和歌山放送「藪下将人のハッピーマンデー」他