〔本〕映画「南極料理人」原作本も、大満足

観て良かった「映画満足度ランキング」で3位に入っている「南極料理人」。
王様のブランチで映画の予告を観ただけでめっちゃ面白くてはまってしまい、原作本を読みました。

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南極観測隊ってどんな人がいくの?1年間南極で過ごすってどういう風に?南極で料理(食事)が大切な意味って?という最初は頭が疑問符ばかりでしたが、1冊読んだだけで、自分が南極観測隊になって越冬した気分になりました・・・。臨場感溢れつつ、軽快で読みやすい文章に引き込まれました。

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地球上最も苛酷といわれる平均気温-57℃(当時)の「ドームふじ基地」で調理担当として越冬した著者が書く『面白南極料理人』は、その観測隊生活の毎日を綴った爆笑エッセイ

南極といえば、、の昭和基地から1,000キロも離れていて、しかも富士山よりも高地にある「ドームふじ基地」がこの本の舞台。

観測隊として著者が収集されて夏の訓練を行い、ドームふじへ持っていく食料の調達をすることなど克明に記されています。

それだけでも面白くて興味深いですが、その後、1年間の南極生活も細かく記録されていて、その特殊な場所での生活を読んでいるとたまらない。自分もあっという間に南極に連れて行かれた気分。

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南極のドームふじで行われている仕事のことなど、普通に書くとすごく難しい話になると思うのですが、著者の西村さんの文章がとてもユーモアいっぱいで、読みやすくわかりやすいので、目の前で作業が行われているかのように感じられます。

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料理の部分だけ読んでいると、全く南極という感じがしなくて、「外はマイナス57度・・」と急に書かれている部分を読んで「あっここ南極だったよね、そういえば!」と読みながら何度も”ハッ”としました。

南極といってもドームふじはペンギンやアザラシなどが住める場所ではなく、ウイルスさえもいない極限の地。自分たちの周り1,000キロには何もいないという環境・・・。

その日々の中で唯一の生きたエンターテイメントが「料理(食事)」なんですよね。
毎日積み上げられた仕事をこなす隊員たちに、限られた食材で毎日必ず食べさせて生活の楽しみを感じさせるというのはすごく楽しそうでもあるけど、重圧だっただろうなと思います。

でも著者西村さんにかかるとそういったこともポジティブに楽しかった出来事とされていて、読んでいて全くストレスがないし、非日常感を思いっきり味わえて、私もほんと楽しかったです。

南極料理人

この本を通して、南極で1年を過ごして(ほんと過ごした気になってる)、南極が好きになりました。
どんなところだろうと思いっきり気になってきました。

映画も、東京では既に上映終了のところもあるようですが、地方はこれからのようです。
私の住んでいる和歌山もこれからのようです(2009年10月現在)。

本も、映画も、かなり満足度の高いユーザーレビューがついているので、エンターテイメントとしても間違いないと思います。ほんとおすすめしたい映画と本です♪良かったら、ぜひ

面白南極料理人 (新潮文庫)
西村 淳
新潮社
売り上げランキング: 2429
おすすめ度の平均: 4.0

5 ドーム基地は男たちの楽園(?)。映画とは違った面白さに満ちている。
3 しらせは砕氷艦です。
3 一話、一話がちょうどいい長さのエッセイで、楽しい読書ができる。
4 呑んだ、食った、料理したの日々?!
4 面白おかしく寒冷生活

関連リンク
映画南極料理人オフィシャルサイト
著者、西村さんのブログ
南極ワンダー-文部科学省

この記事を書いた人

オレンジスカイ

"和歌山の情報の宝庫"と呼ばれています。情報発信が趣味であり仕事のブロガーです。

◯メディア出演実績:FMワカヤマ「うわちかの知らんことばっかり」、テレビ和歌山「わくわく編集部」、和歌山放送「すみたにの全開水曜日」、和歌山放送「ボックス」、和歌山放送「藪下将人のハッピーマンデー」他