大阪市立科学館の近く、肥後橋にある「里山カフェ」。
オーガニック野菜を作る農園の直営。レトロな建物の中で美味しい食事と飲み物がいただけます。
味も良かったし、何よりランチについてきた”玄米菜食のすすめ”なるお手紙。
内容がとてもわかりやすく、玄米菜食のよさを知ることができたのでご紹介したいと思います。
そのイチ。人間は穀物動物
玄米菜食を中心とした正食生活によって、本来の健康体を取り戻し、生活習慣病や大病を患うことなしに人生を全うできる。
“正食”というのはマクロビオティックで使われる言葉ですね。
バランスの取れた食事ということです。
野菜ばかり食べていたらいいのか?ということなのですが、やっぱり生活習慣病にかかっている人が注意されているのを聞いていると、油のとりすぎ、糖分の取りすぎ、カロリーの取りすぎが多いですよね。
野菜中心にしていれば、それが少なくなる(=生活習慣病の予防ができるライフスタイルになる)というのは明らかなので、やっぱり菜食・正食を意識していくのは健康に繋がるだろうなぁと思います。
そのニ。地球温暖化防止
完璧な栄養食品である玄米を食べることは、我が国のエネルギー依存型食糧生産を抑えることになり、地球を守ることが出来る。
小麦よりもお米を食べるだけでエコですよね。
外国製の小麦を取り寄せて食べているわけです。無駄な輸送が間に挟まっていますもんね。
世界経済は一時的に悪くなってしまうかもしれないけれど、少しずつ自分たちが買うものを工夫していけば、持続可能な社会になることは間違いないですよね。野菜は地産地消できますから。
それに栄養の偏った食事をしていて、サプリメントを飲むというのは2重で無駄が多いですよね。
そういうことを踏まえて”栄養食品”と書いているのだと思いますが、サプリメントを作るのにものすごいエネルギーがかかっていますもんね。うまく取り入れるのはいいかもしれませんが、まずは食生活から栄養を、ですね。
そのサン。玄米菜食は平和を築く
玄米菜食をすれば、人間は心から穏やかになり、争いごとのない平和な世界が実現できる。
脳は栄養を取らないと、短絡的になるというか、成長してこないのですよね。
元気や満足感、好奇心なども沸いてこないと言われます。
元気で多面的に物事を考えられる人が増えれば、いさかいも少なくなりそうですよね。
食べ物で依存する度合いが高い、旨みや精製された塩や砂糖も、美味しい野菜を食卓の中心にしていると自然と減ってきますから確かに行動が穏やかになりそうです。
(↑参考:脳がめざめる食事 (文春文庫))
完全にマクロビオティック食へ!というのはなかなか難しいですが、デトックスの一環くらいの気分で、取り入れていくと健康で穏やかで楽しい生活が送れそうだなと思いました。
実際、こちらの里山カフェでいただいたランチの後、けっこう大変な仕事の話し合いがあったのですが、すごく気分が晴れやかで。食べてすぐにも関わらず話に集中できました。
繊維の多いものをよく噛んで、穏やかな味付けで食べたことで、血糖値の上がり具合などもうまく調整されているのだろうなと体感で思いましたよ。
私が食べたのは人参と豆乳のシチューご膳(945円)、ジンジャーカプチーノ
友人は有機大豆ナゲットご膳(893円)でした。
美味しかったし、すごくいい影響をいただきました。
大阪にお住まいの方はぜひ。
2階は姉妹店でカレー店です♪
関連リンク
●里山カフェ
●玄米かりぃオーガニック米野