Googleが登録協力を要請していた、在宅ボランティア作業をしてきました。
避難所から名簿が写真でアップされているので、そこにある氏名とGoogleのパーソンファインダーを照合される作業です。
→Google Japan Blog: 共有された被災者名簿のパーソンファインダー登録についてご協力のお願い
今はだいぶ人が集まっているようですが、これからも名簿画像が多くアップされるかもしれないので、もしお時間のある方はのぞいてみてください。
私は15時ごろから3時間、4画像分の照合、登録作業をしました。
1.Picasaウェブアルバムに名簿画像がアップロードされる。
2.画像から記入されている名前を起こす”テキスト化”作業が発生。
3.テキスト化された氏名を、パーソンファインダーに入力して、すでに登録されていれば「この避難所にいます」とコメント・名簿画像URL入力。登録されていなければ自分で安否情報として新規作成。
この2と3の作業が在宅ボランティアによって行われています。
Picasaアルバムのコメント欄でそれぞれが意思疎通しつつ、入力作業がすすめられています。
パーソンファインダーに入力されている氏名情報を見つけたとき、ほんとに「安否がわからず不安な日々を送っている」という家族親戚知人の気持ちがこちらに伝わってきて、涙が出ました。
避難所から送られてくる画像にはあまり個人を特定できるものがなくて(プライバシー保護からか詳しい部分は消されているものも)、氏名の他には大きなくくりの”住んでいる地名””生年””性別”くらいしかないものも多く、同姓同名が多い場合は悩んだりしましたが、それでも少しでも情報が伝わればと思って頑張って探して入力しました。
ボランティアというものも、こんな形もあるんだなぁと思いました。
数時間、100名分ほどの作業でしたが、ものすごくエネルギーを使いました。
自宅にいてこれだから、現場はどれほどのものかと思うと、ほんとに頭が下がる思いです。
安否がわからず、ずっと不安な日々を過ごされている方の気持ちや、避難所で寒くて辛い思いをされている方々の気持ちもひしひしと感じました。
直接触れないとわからないことをたくさん気づかせてもらいました。
だいぶ人は集まっているようですが、Googleのボランティア募集は以下のページです。
→東日本巨大地震 – ボランティア募集
→Google Person Finder (消息情報): 2011 日本地震
※私の個人的な募金活動として、普段車で移動しているところを徒歩や自転車へ切り替えて、ガソリン代を”使ったつもりで”寄付するということをはじめてみました。あと住まいは西日本ですがムダな電気を節電して、前年度分との電気代の差額も当面寄付する予定です。