2011年10月28日、大阪大丸梅田店で、おせちの食べ比べ試食会がありました。
私も2012年度分からおせちを取り寄せようと思っていて、でもどうやって選べばいいのか全くわからず。。試食会に行けたことでとても勉強になったことがたくさんあったので、まとめたいと思います。
おせちの中に入っているものがある程度同じということもあって、カタログやwebを見ているとどのおせちも同じように見えます。
でもやっぱり3種類を並べて食べ比べると、それぞれ全く違う個性があるんだと明確にわかりました。
そして、”どこを選ぶポイントにすべきなのか”もわかってきました。
(3種類のおせちは各々レポートを別途書くことにして、今回は選び方、おせちの個性のポイントなどに話を絞ってみたいと思います。)
1.”欠かせないもの”が入っているかどうかチェック
実は御節の中に入っているものは地方によって変わります。
正月の祝に欠かせない三種類の料理(必ず御節料理に入るもの)が関東と関西では違うんですよね。
関西→数の子、黒豆、たたき牛蒡
この欠かせないものが関東と関西で違うので、関東風にはゴボウが入っていないことがあり、関西風には田作りが入っていないことがあります。
どちらもほとんどの御節に入っているのですが、家族が「食べるのが当たり前」「食べないと正月ぽくない」と思っているものが入っていないと、やっぱり新年になった気分にならないこともあると思うので、そこは抜かりなく(家族に聞いて)チェックするのがいいかと思います。
私はゴボウを食べるのがお正月!という感じがするのですが、今回食べた『藤野真紀子監修 和・洋風 三段おせち』にはゴボウが入っていなかったので、「必ず入っているっていうものじゃないんだな」「必ず食べたいと思うものはチェックしないといけない」と思いました。
2.自分が好きなもの、家族が好きなものが多く入っているかをチェック
自分で作る御節と違い、量の増減ができないのがお取り寄せ御節のデメリットでもあります。
和風、洋風、中華などそれぞれに「コレが食べたい!」という、好きなものがあるはず♪その食材の量をしっかり写真で見ておくことが大事ですね。
私は貝とエビが大好きなので、大きなエビや貝が1個じゃなくて、色々な種類の貝・エビが入っているものがいいなぁと思いました。
3.予算を増やさず、量を減らす
4~5人前のおせちが売れ筋のようですが、それはかなりのボリュームです。
保存の都合か、手作り御節より濃い目の味付けのものが多いです。
予算を決めて、ちょっと少なめの量で品質をグレードアップさせるなどの工夫もいいかも。
今回食べた3種類はどれも3段重だったのですが、かなり量がぎっしりでした。
こうやって遠目でみていると、これじゃ足りないかも・・・と思うのですが、お重は深さもあるし、手作りより綺麗にギュウッと入っているので、食べ応えしっかりありました。
今まで御節の試食はしたことがあったのですが、全く個性の違う3種類並べて食べると、新しい発見がたくさんありました。家ではできない体験をさせていただきましたので、皆様の御節選びの参考になれば幸いです!
【大丸のおせち特集ページ】
大丸のおせち2012
大丸松坂屋限定のおせちもたくさんあります。
生のおせち(冷凍ではなく冷蔵)で届くものが多いので、申し込みは地域別となっています。
私の住んでいる和歌山市はギリギリ配達区域だったので、今回食べた御節の中のひとつを注文しようと思っています!
大丸梅田店の皆様、ありがとうございました。