先日岡山県にある国産ジーンズ発祥の地「児島」のジーンズストリート&ジーンズヴィレッジへ行ってきました。地名は岡山県倉敷市児島。
きれいな海と雰囲気の残る街並みの中に、ジーンズミュージアムやジーンズの工場があり、見学ができたり本場ならではの激安&本格派ジーンズのショッピングが楽しめる面白い場所でした。
この児島は、日本で一番最初にジーンズを作ったメーカー「ビッグジョン(BIGJOHN)」や、レディースジーンズが人気の「ベティスミス」、最高級デニムを追求する「桃太郎ジーンズ」などの拠点となっている場所です。
ジーンズの最高峰はアメリカではなく日本、その中の最高峰が児島
海外からも見学にたくさんの人が来るという「児島国産ジーンズ資料館」には、国内で初めて作られたジーンズが保管されています。BIGJOHNのもので、児島ではじめて縫製されたものだそうです。
個人オーナーさんが大切に保管されていたものを、好意で展示してくださっています。
BIGJOHNにも保管されていないジーンズなので、ジーンズ職人の方々はもちろん、色んなメーカーさんも見に来られるとのことでした。当時の風合い、縫製の仕方などを見られるのはこのジーンズしかない・・・とのことです。ほんとにきれいに保管されていてオーナーさんの心意気を感じました。
(※撮影NGでしたので私は写真を撮っていないのですが、こちらに掲載されています)
どうして本場のアメリカではなく日本が最高峰と言われるのか。。?
最初はアメリカから生地を取り寄せて、縫製だけを日本でしていたということなのですが、その後1990年代。2000年代のジーンズブーム(主に高級なプレミアムジーンズ)のときは日本の生地をアメリカへ持ち込んで、高級ジーンズが作られていたそうです。
本場で受け入れられるほどに、日本の染め技術、履きやすくする加工技術などが高度なのでしょうね。今も高級ブランド(ラルフローレンなど)のデニム生地は児島で作られているのだそうです。
そういうことが勉強できるジーンズの聖地「児島」
(△こちらはジーンズストリートから少し離れたジーンズヴィレッジ。ジーンズミュージアムがあります。)
観光地として整備されていて、ガイド冊子やマップも準備されています。
見学する施設も色々あったり、ジーンズミュージアムなどの施設もあってかなり見所満載でした。
ジーンズストリートのメイン店舗「桃太郎ジーンズ」
カッコイイジーンズがたくさん!
履きやすさを追求したジンバブエコットン100%と染めの技術できれいなインディゴブルーが何とも美しいジーンズです。履けば履くほどキレイに色が落ちるので、おしゃれ感が増すそうです。
この美しい藍色には海外からの注文も多いそうですが、日本でも伊勢丹など百貨店で販売したり、展示会で販売したりするとすごい売上だそうです。
でもリピーターがほとんどで日本での一般認知度が低いのでまだまだ知られていない存在なのだそうです。車やバイクが好きな方はご存知かもしれないですが、私も児島に行くとなってから初めて知りました。
↑二本線のペイントが人気♪
このジーンズで1年程履いていると社員さんが教えてくれました。体に馴染むので、履いているのを忘れるくらい軽いんだとか!
ジーンズって”コットン”と”藍”の美しいコラボ
芸術的なものなのだなぁと思いました。
色落ちを楽しむところなども含めて^^
今は3,000円くらいで買えるジーンズもありますが、この桃太郎ジーンズで買えば10年の耐久性があり(10年保証付)おしゃれでカッコよく履き続けられて定価1万8千円~2万3千円ほど。
高くないと思うな~~とほんとに純粋に思いました。
男性に聞いてみると、そんなジーンズを欲しいって奥さんに言えないという声をたくさん聞いたのですが、これは女性が「いいな」と思うところを兼ね備えているので、買いたいと言ってみて損はないかもと思いました♪やっぱりかっこよく長く履けるのがいいですよね。
ジーンズストリートで買うもよし。
ネット通販で買うもヨシです^^
桃太郎ジーンズですが、人気のサイズなどはすぐ売り切れて在庫が店舗でもないようなので、オンラインショップの新着をチェックしながら買うのがよいようです。ペイントなどの希望も出せますし、試着も2枚まで無料で貸し出してもらえるそうです。
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