和歌山市内の海水浴場、片男波海水浴場で開催された「ミチシオ祭 和歌浦アート&クラフト2014」。
綺麗な海辺を会場に、アート作品の展示があったり、ハンドメイド作品がブース出展されていたり、和歌山で人気の飲食店さんの食べ物を食べられたり。
和歌山の海と、和歌山で今エネルギーをたくさん持っている作家さんやお店をいっぺんに見られる、ほんとに「今の和歌山」を知って満喫できるイベントだったのだと感じます。
実は私自身も会場に行ったのですが、体調が朝から悪かったのであまり見ることが出来ず、写真はお友達の後藤千晴さんから提供いただいてます。
仕掛けとデザイン、少しの材料で「海辺のリビング」
△和歌山市や有田市を中心にして集まったクリエイターさんの集団「TKD」さんが作った海辺のリビング。
TKDさんは鍛冶屋やデザイナー、建築家、バーオーナー、茶人、陶芸家、写真家、ハーブコーディネーターさんなどがいらっしゃるそうで、それぞれの得意分野を上手くデザインして、合同でこの作品を作られたそうです。
私の友人の道上さんがこの作品に参加されていたということで詳しく教えてもらいました♪
「ちょっとの仕掛けとデザインの力で、日常が非日常に変わる」という楽しみがこの作品にはあるということで、私も実際に座ってみたかった…。実際に座ってみると、壁も何もないところで、ちょっとした柱とテーブルがあるだけなのに「ちょっと外と隔たりを感じる」のだそうです!不思議。
この話を聞いて、企画先行型ではないコミュニティ先行型なところがすごいなと思いました。
まずは人の集まりがあり、そしてひとりひとりを合わせてデザインして、それから仕掛けを作り来場者を楽しませる…なかなかできないし、なんて素敵なんだろうと思いました。
でも最近の和歌山では、この他にもこのような”コミュニティ先行型”の話をすごくよく聞きます。これからもっとこういったイベントがあり、数年後にはどこかで常設?のような形になり、街が変わっていくのかもしれないなと思います。
△海南市の人気レストラン「Antenna」さんのホットサンドと酵素ジュース。とっても美味しかったそうです。Antennaさんはモーニングも始まったのでぜひ一度私も行ってみたいです。
こういう楽しいイベントの話を聞いていると「こうしなければならない」というのがあまりない場面が多いなぁとも感じるので、これからもっと色々なことがドンドンと出てくるのかなと思います。
ミチシオ祭は和歌山のフリーペーパー、アガサスさんが主催されていて、2011年から開催されて、今回で4回目ということです。
初夏の和歌山を満喫できるイベントだと思うので、来年もあれば皆様ぜひ。
会場となっている片男波海水浴場は奈良・平安の昔から多くの俳句に歌われてきた景勝の地で、絶景です。
▼イベント詳細はこちらの公式ウェブサイトより確認いただけます
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