徳島IT飲み会への参加で、神山町に行きましたので写真多めでレポートします。
この神山町は多くの転入者があり、人口が増えている町として事例に取り上げられている町でもあります。
その転入者の多くがクリエイターやIT企業の社員(サテライトオフィスを神山町に作っている)ということで「徳島のシリコンバレー」と呼ばれたり、「新しい働き方ができる町」と呼ばれたりしています。
全国知事会議が採択した「少子化非常事態宣言」を受けた読売新聞の特集記事「人口減社会」で、事例の一つとして徳島県神山町が紹介されました。 pic.twitter.com/xkQU9xZD1N
— 大南信也 (@shinyaominami) 2014, 7月 15
神山町へは、徳島駅から約50分
神山町は、”行きやすい田舎”でした。
徳島駅からはバスも出ていますし、マイカーやレンタカーでも徳島駅前の大通りに看板が出ているのでほぼ迷うことなくたどり着けるだろうと思います。
約50分とハードルの低い距離ですし、道も整備されていて、ほぼ平坦。
交通渋滞も徳島市内を抜ければなかったので(3連休の1日目でしたが)、気持ちよいドライブをしていたら到着しました。運転が苦手な方でも苦はなさそうです。
とにかく川が綺麗で驚いた!!
徳島駅から30分ほど離れたあたりから、とにかくずっと川が綺麗でした。
水も綺麗ですが、河原の石の色がきれいですし、不自然な護岸工事も少なく(ゴミもめちゃ少ない)、緑とマイナスイオンを体いっぱい感じることができました。
↑こちらは鮎喰川(あくいがわ)の河原です。
水遊びをしている家族も多くいますし、釣りをする方も。
この辺りの石は、大昔から重用されてきた「阿波青石」
古墳時代の石棺にも使われていたという、阿波の国の青石。
(参考リンク:徳島)「ユネスコの庭に県産青石」 元庭師が資料寄託:朝日新聞デジタル)
この景色の美しさは、この石があるからこその部分もあるだろうと思います。
和歌山では市内から1時間半以上、紀美野町あたりまでいかないとこのような風景は見られませんが、徳島市から30分~40分でこういった風景に出会えるのはほんとにすごく良いところですよね。
東京の企業が、「田舎で仕事を」とこの場所を選んだのがすごくわかります。
もちろん、この神山町では光通信のインフラ整備が進んでいるなど、IT企業が居やすい環境整備もされています。
●インフラ
●景色・空気の美しさ
●交通の便
●アーティスティックな町の雰囲気
●その環境を整えた人々
●移住者を受け入れている町の人々
これらが合わさって、「田舎のほうが効率が上がる」という結果や、多くの人の流入につながっているんだなぁと実感しました。
どこでも真似できることじゃない
(↑こちらはリノベーションで出来たカフェ オニヴァ)
NP0法人グリーンバレーと、大南信也理事長の果たされた役割が大きいのが神山町。
大南氏はアメリカ・シリコンバレーにある大学を卒業されており、今の”IT企業が集う・神山町”となる前から行われていた国際交流やアートの活動がベースになっているそうです。その中の1つの活動である「空家情報」など”神山で暮らす”というコンテンツが今の神山町に結びついているとのこと。
一朝一夕にできた”IT企業が集う町”ではなく、他の地域で神山町のようなことを行うのは無理だと思いましたが、それでも年間で6000人近い視察の方々が訪れているとのこと。
移住しなくても、出かけるだけでいい!神山町はいいところ
今回出かけてみて、神山町は温泉もあって道の駅もあって(個人的に好き)、多くの自然がある素敵な場所だということがわかりました。
とてもいいところで、IT企業が集っているということを抜きにしても、出かけてみる価値がとても高いところだと感じました。
転入者が増えているおかげでお店もたくさんあり、おしゃれなカフェ・レストランがあり、Wi-Fiスポットもたくさんあります。ビジター利用できるコワーキング「神山バレー・サテライトオフィス・コンプレックス」もあります。
出かけるにもとてもいいところだと思ったので、また近々出かけてみたいです。
次は温泉に入ります!!
神山町の観光スポット
- 神山温泉
- 雨乞の滝(日本の滝100選)
- 阿川の案山子(あがわのかかし)
- 明王寺(みょうおうじ)しだれ桜
しだれ桜や滝がめちゃきれいなところのようです。
ゆっくり行って、自然を満喫したい!
四国のさぬきうどんを食べにいったら、神山町もぜひ回ってみて下さい^^