【レポート】リノベーション講演会2014 vol.1/建築とビジネス、コミュニティの話

和歌山・書道会館で開催されたリノベーション講演会2014 vol.1に参加しました。
講師は九州工業大学大学院准教授 徳田光弘さん。

九州工業大学大学院准教授 徳田光弘氏

空家が増えていて、新築着工数も減っている。今までのように「とりあえず建てる」建築業は終わりに近づいているという話から、まちにあるものを活用して、うまく事業化させていこうというビジネスモデルの話まで、幅広くお話を聞かせていただきました。

テーマは「リノベーションとまちづくり」

大きな話の柱として、”リノベーション”という手法を用いて、”まちづくり(エリア価値向上)”していこうというお話しでした。

●空間資源(あるもの)を活用–投資はゼロに近くする
●エリア価値向上が目的–通行量増加、地価アップ
●空き店舗など負の部分をリノベーション手法を使って再生

とにかくお金をかけない、まちづくりを進めるチームの人数は少なく3~4名で動くくらいの規模、そこにあるものすべてを活用する、古いものを「味」としてとらえてもらう”心の持ちよう”(表現方法を変える)ことでリノベーションまちづくりを進めていこう繰り返しおっしゃっていました。

リノベーション講演会

今までまちづくりは補助金頼み、建築は作るだけ、不動産は仲介するだけといった単発でいつも同じような動きだったが、それではなかなかやっていけない。

作る、活用(集客)する、お金の流れを作る、それらをバラバラではなくコミュニケーションでくくっていこうという徳田氏の主張がとてもわかりやすかったですし、本質的で具体的なお話しだったので、とても心に響きました。

実際にまちづくりの成功事例として出されているものでも、補助金をもらっていないものはまだ数少ない。
徳田氏は自分たちで出資をして会社を作って、リスクを自分たちでとりながら事例を作っているとのこと。だから大学の先生ですが現場感がとてもありました。

小さく速く進めて、大きな効果を生み出すことができるリノベーションという手法

古いものも「味があるでしょ」と言い換えればいい、とおっしゃる徳田氏。
お金をかける前に、今あるビジネスモデルを作り替えていく努力をしていこう、そうすれば今なら先行者になれるからお金に今後なっていくはず!という新しいビジネスモデルの提唱をされました。

リノベーション講演会

このようにリノベーション手法を使って、徳田氏が実際に運営しておられる株式会社 北九州家守舎のような会社はそれぞれの地域にあっていいはずなので、和歌山やそのほかの地域でもたくさんできてくるとモデルとして確立されると思いますし、とても楽しみだと感じました。

今回リノベーション事例として紹介されたコワーキングスペースやシェアハウスがめちゃくちゃかっこよかったので、ご紹介します!

MIKAGE1881│北九州市小倉魚町のスモールオフィス・コワーキングスペース
北九州市(福岡)のシェア住居「coclass」の詳細データ|ひつじ不動産

また引き続き、和歌山でリノベーション講演会が開催されます。
9月4日です~こちらもとてもお話が上手な先生が来られるとのことで楽しみです!

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この記事を書いた人

オレンジスカイ

"和歌山の情報の宝庫"と呼ばれています。情報発信が趣味であり仕事のブロガーです。

◯メディア出演実績:FMワカヤマ「うわちかの知らんことばっかり」、テレビ和歌山「わくわく編集部」、和歌山放送「すみたにの全開水曜日」、和歌山放送「ボックス」、和歌山放送「藪下将人のハッピーマンデー」他