和歌山の湯浅醤油さんの技術を使って、イナゴを主原料とした新しい調味料を作ろう、という活動をされている「いなか伝承社」の田中さんにお会いすることがありました。
イナゴに伝統技術をぶつけて、新しい醤油のような調味料を作っておられます。
まだこの調味料は試作段階で販売されていませんが、道場六三郎さんも味見をして「美味しい」と言ってくださったそうです。
イナゴはきれいな田んぼにしかいない昆虫なのだ、クラウドファンディングで資金を集めている、など色々と教えていただきました。
醤油醸造元「湯浅醤油」など産官学連携している
▼詳細はクラウドファンディングのページに書かれています
伝統技術を活かして、世界初となる昆虫発酵調味料を作りたい!!(田中寛人) – READYFOR?
和歌山に残る文化、技術を使って、全国的に知られるものを何か作ろうというお気持ちでチャレンジされているそうです。
イナゴは高たんぱくなので、それを麹で分解すれば、調味料になるのでは、というところから考えが始まったそうです。
昆虫食というような切り口でとらえられることが多いそうですが、和歌山の技術を残していきたいというような気持ちが強いそうなので、すごく面白いチャレンジだと思いました。
新しい調味料イナゴソースの味
発酵して、新鮮な醤油の味がしました。
麹は米こうじと醤油こうじの2種類を使ったものがあって、どちらも醤油に近い匂いと味でした。
試作段階ということで、商品化のときはまた味も変化があると思いますが、よいものができたらいいなと思います。
支援というところまでは難しい方も多いかもしれませんが、こういう活動もあるということをぜひクラウドファンディングのページや、いなか伝承社さんのウェブサイトでチェックしていただければ、和歌山のこれからの新しい動きが見えるかもしれません^^
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